“つながる”を
エンジニアリングする
情報通信分野における開発コンサルティングや電磁界・電波伝搬・ネットワークシミュレーション技術、クラウドソリューションを提供しています。
物理層からアプリケーション層まで、通信に関する幅広い知識・経験・ノウハウに裏付けられた技術でお客様をトータルサポートします。
NEWSニュース
-
11月27日(水)-29日(金)にパシフィコ横浜で開催されるMWE2024に出展します。
-
11月5日(火)-8日(金)にアクリエひめじで開催した第68回宇宙科学技術連合講演会に出展しました。
-
10月28日(月)-30日(水)に岡山コンベンションセンターで開催したMIKA2024に出展しました。
-
OpenAirInterfaceで加速する次世代通信技術開発最前線~OAIBOX販売開始記念セミナー~を開催しました。多くの方々にご来場いただき、誠にありがとうございました。
-
Interop2024 特別企画:Internet X Space Summitに出展しました。
SOLUTION各ソリューション概要
電磁界・電波伝搬・ネットワーク解析ソフト
つながって当たり前と思っていませんか。
目に見えない電波がつながっているのか、また、つながらない原因は何なのかを把握することは困難です。
構造計画研究所では、電磁界・電波伝搬・ネットワークに関する豊富なコンサルティング経験をもとに、解析ソフトの機能拡張を続けて参りました。
つながらない課題に対して、計算機シミュレーションにより可視化することで、問題の早期解決が可能です。計算機シミュレーションにより測定や実機開発の手戻り防止、人手や時間の不足を補う様々な解析ソフトを展開しています。
計測・シミュレーションの融合サービス
近年多くの企業や自治体が導入を検討しているローカル5Gは、導入・運用業務を利用者自らが行う必要があります。導入時には無線局の免許取得、エリア設計や実測評価といった知見やノウハウが欠かせません。加えて、運用時においては、電波の干渉監視や利用端末数に応じたネットワークの最適化といったトラブルシューティングなど専門的な対応が必須となります。
株式会社構造計画研究所とアンリツ株式会社の共同出資により設立した「AK Radio Design株式会社」は、構造計画研究所が持つ工学知を核としたシミュレータ製品及び解析サービスと、アンリツが持つ測定・評価技術を核とした通信計測機器及び測定サービスとを組み合わせる事により、シミュレーションから実評価までのワンストップサービスを提供いたします。
解析コンサルティング
電波について様々な「つながらない」課題をお持ちですか。構造計画研究所では、電磁界・電波伝搬・ネットワークに関する専門知識とシミュレーション評価手法の豊富なノウハウをベースに各種解析ソフトを使った解析コンサルティングを行っております。
電波伝搬分野では地形・建物・送受信点の配置・アンテナ放射パターン等を元に、受信レベル、伝搬損失、遅延プロファイルなどを解析します。電磁界分野ではアンテナ設計やEMCをはじめとする様々な電磁波問題に対応します。ネットワーク分野では通信方式に応じたカスタマイズなどにより検証シミュレーションを行います。電磁界解析と電波伝搬を組み合わせたハイブリッド解析や、ネットワークと電波伝搬を組み合わせた通信品質解析などもご提供いたします。
調査・研究開発コンサルティング
1961年のコンピュータ導入という先駆性を生かし、構造計画研究所では半世紀にわたりソフトウエア開発ビジネスを展開してまいりました。この頃から培った開発・シミュレーション技術は、研究段階の開発サポートに始まり、大規模移動体通信や広域電波伝搬シミュレータなど、社会貢献性の高いシステムの開発実績へとつながっています。
技術革新のめまぐるしいワイヤレス&ネットワーク分野のオンリーワンを目指す技術者集団として、お客様をトータルにサポートいたします。
SaaSビジネス
構造計画研究所では、クラウドベースのメール配信プラットフォーム「Twilio SendGrid」を提供しています。
Twilio SendGridは全世界で利用され、国内外を問わず様々なビジネスやサービスのメール配信を支えています。
構造計画研究所は2013年9月よりSendGrid社(当時)と業務提携し、日本国内向けサービスの提供をしています。
ソフトウェア無線
ソフトウェア無線技術の急速な進歩により、無線装置の試作はソフトウェア開発の領域となってきました。5Gにおいても基地局機能はクラウド上で動作する「仮想化」局となり、一部を除けば全てソフトウェアで実現することが常識となりつつあります。構造計画研究所でも、これまで長年に渡って蓄積してきた情報通信に関する技術を背景に、5Gの先に来る更に高度な無線通信方式の研究を行うとともに、ソフトウェア無線関連製品の販売およびソフトウェア開発サービスをご提供しています。
衛星測位 GPS/GNSS
近年、位置情報は多くのモバイルアプリケーションやサービスにおいて重要なソリューションとなっています。構造計画研究所では、電波伝搬シミュレーションやソフトウェア無線技術を応用し、衛星測位システム(GNSS)を用いた位置測位における測位精度・測位率をシミュレーションするソフトウエアや、簡単なGUI 操作により地球上の任意の地点のGNSS 受信信号を生成することができるGNSS信号発生器を開発しています。
サイバーセキュリティ
構造計画研究所では、サイバーセキュリティに関する研究開発支援サービスやサイバーセキュリティ製品の開発と販売を行っております。
サイバーセキュリティ・ソリューション「CyNote®」※は、通信トラフィックの見える化、ライブネットの分析による不正通信検知、インシデント発生時のトラフィック再現を通じて、脅威への『気づき』を提供します。
※:CyNoteのソフトウェアは、国立研究開発法人情報通信研究機構からライセンス提供を受けて開発と販売を行っております。
HISTORY年表
- 無線呼び出し事業(のちのポケベル)が東京23区でサービスを開始
- 日本電信電話公社がDEMOS(Dendenkosha-Multiaccess Online System)サービスを開始
- 自動車電話サービスを開始
- 日本電信電話公社が無線ビジネスの研究開発を始める
- ショルダーホンのサービス開始
- 通信の自由化、NTT設立
- 1985/8/12 日本航空123便 御巣鷹山墜落事故
- 光専用線・ISDN1500が一般企業向けにサービス開始
- 携帯電話サービス開始
- BSアナログ放送開始
- 携帯電話の普及
- 日本衛星放送が本放送を開始
- CS放送開始
- NTTドコモ設立
- PHSサービス開始
- 無線LANの普及により電波利用の拡大
- BSデジタル放送開始
- 3G通信サービス開始
- 地上デジタル放送の導入開始
- スマートフォンの普及
- WiMAXサービス開始
- 東京スカイツリー竣工
- 東日本大震災
- 4G通信サービス開始
- 4K 8Kテレビ放送開始
- 準天頂衛星「みちびき」整備
- 5G通信サービス開始
1961年、当社はIBMの発売間もない科学技術専用コンピュータ、IBM 1620を購入しました。創業直後の当社の年商の3倍の金額でした。まだ“バイト”という言葉が生まれる前の10進法を利用したこのコンピュータで、さまざまな力学計算のプログラミングにチャレンジし、建設分野におけるコンピュータ利用の先駆けとなりました。その後1967年にはIBM360を導入、互換性を武器にしたこの機種導入により、ソフトウェア開発のビジネス化に取り組みました。
- 1961年、建築業界で日本初となるコンピュータIBM1620-Ⅰを導入
- 電話局マイクロ鉄塔の構造設計
70年代に入ると、最新のIBMのグラフィックディスプレイを導入し、計算結果の可視化に取り組みます。また、日本のコンピュータ開発のパイオニア、富士通の池田敏雄氏と共に、国産メインフレームの先駆け、FACOM230で、コンパイラや様々なツールの開発を手がけました。創業者の服部正は、当時の通産省からの依頼で、日本のソフトウェア産業の振興のため、ソフトウェア産業振興協会の設立に尽力しました。
- DEMOS用ソフトの開発開始
- 衛星アンテナの熱解析/振動解析
1985年8月12日、羽田発伊丹行きのJAL123便が高天原山の尾根(通称 御巣鷹山)に墜落しました。墜落現場は標高1,565メートルの深い山の中だったため、テレビ中継をするのに中継点を設置しなければ東京まで電波を届けることができず、中継点の設置が必須となりました。そのため、最適な場所を探すシミュレーションが当社に依頼され、無線回線設計ツールMAAPが開発されるきっかけとなりました。
- 無線回線設計ツール共同開発(MAAP)
- 無線回線設計支援システム CELLDESS
- 1G携帯電話関連システム開発
- 2G携帯電話用置局設計ツール開発
- Adaコンパイラの導入
80年代後半に携帯電話サービスが始まり、移動体通信の需要が増大。それと並行して、アナログ方式からデジタル方式への移行が開始され、情報通信の変革が行われました。当社は来るべき次世代通信に備え、デジタル化移行で重要なパラメータである遅延時間を計算できるレイトレース法に取り組み、第3世代携帯電話の使用形態の変化に対応した置局設計システムを手掛けエリア品質向上に貢献しました。また、手軽にメールやインターネットが楽しめる無線機内蔵のPDAの開発に携わるなど、情報化社会をリードするプロジェクトへの挑戦に貢献しました。
- 移動体通信の運用管理システムの開発
- 携帯電話網サービス監視システムの開発
- PDC方式開発
- 無線キャリア基地局設計の電波伝搬システム開発
- レイトレース電波伝搬解析ツール開発
- PHSシステム開発
- 地デジ・チャンネルプランニング用電波伝搬シミュレータ開発
- 3G携帯干渉検討用伝搬シミュレータ開発
- NTTドコモのDoPa無線機一体型携帯情報端末mopera Live!サービスの開発
爆発的に拡大した携帯電話ビジネスでしたが、インフラ整備が落ち着いたためシステム開発案件は落ち着きを見せていました。その結果、当社では新規ビジネステーマの開拓の必要に迫られました。置局設計システムなどでレイトレース法の経験があった当社は、当時目新しかったこの方法を使って精度の高いシミュレータの開発へ乗り出し、2004年にRapLabが完成。自動車、鉄道会社など新たな市場を切り拓いていきました。また、レイトレース法をきっかけに米国Remcom社と提携し、幅広い顧客ニーズに対応できる環境を整えていきました。
- アンテナ解析ツール開発
- 4G携帯電話用置局設計ツール開発
- レイトレース伝搬解析ソフト「RapLab」発売
- 電波伝搬解析ソフトWireless Insite代理店販売開始
- 電磁界解析ソフトXFdtd代理店販売開始
高速インターネットや4G/LTEの普及によって、通信を利用したサービスやアプリケーションが高度化・多様化していきます。その流れの中で当社でも次世代の情報通信の技術・サービスの発展に貢献するためのさらなるチャレンジが行われました。メール配信のSaaSビジネスやクラウド・IoT技術を利用したスマートロック、無線試作の高速化・低コスト化のためのソフトウェア無線技術など、多様化・複雑化する情報通信に関する課題の解決に貢献する新たなソリューション創出のため、2020年代に入った今でもチャレンジを続けています。
- FPU電波伝搬運用支援ツール開発
- 5G携帯電話用置局設計及び評価ツール開発
- メール配信プラットフォーム(SaaS) SendGrid代理販売開始
- 衛星測位解析ソフト「GPS-Studio」、ソフトウェア無線によるGNSS信号発生器「SDR-SAT」開発
- 「いつでも、どこでも、誰とでも、簡単に自由にネットワークがつくれる」スマートフォン搭載技術スマホdeリレー®開発
高速インターネットや4G/LTEの普及によって、通信を利用したサービスやアプリケーションが高度化・多様化していきます。その流れの中で当社でも次世代の情報通信の技術・サービスの発展に貢献するためのさらなるチャレンジが行われました。メール配信のSaaSビジネスやクラウド・IoT技術を利用したスマートロック、無線試作の高速化・低コスト化のためのソフトウェア無線技術など、多様化・複雑化する情報通信に関する課題の解決に貢献する新たなソリューション創出のため、2020年代に入った今でもチャレンジを続けています。
- FPU電波伝搬運用支援ツール開発
- 5G携帯電話用置局設計及び評価ツール開発
- メール配信プラットフォーム(SaaS) SendGrid代理販売開始
- 衛星測位解析ソフト「GPS-Studio」、ソフトウェア無線によるGNSS信号発生器「SDR-SAT」開発
- 「いつでも、どこでも、誰とでも、簡単に自由にネットワークがつくれる」スマートフォン搭載技術スマホdeリレー®開発
CONTACTお問い合わせ
一般的なシステム開発に加え、物理層からアプリケーション層まで通信システム全般について
お困りの際はぜひ一度私たちにお問い合わせください。