ローカル5G・BWA 免許申請用
エリア描画ツール KCAMP

KCAMP 製品タイトル

審査基準に準拠した計算で
免許申請に必須なエリアマップを
容易に作成します

 

 KCAMP(キャンプ)は、ローカル5G(ミリ波帯・Sub6帯)と自営等広帯域移動無線アクセスシステム(自営等BWA)、地域広帯域移動無線アクセスシステム(地域BWA)の電波法関係審査基準(令和2年総務省訓令第47号)に準拠した計算式を用いて、受信電力分布を計算します。 オンライン地図上に描画したカバーエリアと調整対象区域は 、免許申請時の添付資料や他事業者との調整用データとして利用可能です。

お知らせ

 

ローカル5G/BWA

 ローカル5Gとは、通信事業者以外の企業や自治体等が構築・運用する、自営の5Gネットワークです。 当初は、4Gのインフラをベースに動作する構成(NSA)で運用され、4Gインフラには4G LTEの他に地域BWAや自営等BWAが使用されます。
 ローカル5GやBWAを導入するにあたり、当該地域での無線局免許を取得しなければならず、 免許申請時に添付資料としてカバーエリア図を提出する必要があります。

エリア描画イメージ

 背景地図に計算結果をタイル表示で重ねて描画します。色や透明度などを設定できます。
 また、設定値や凡例など申請用の帳票として使える豊富なアイテムを用意しています。

エリア図の作成手順

4ステップの操作で
簡単シミュレーション

【サンプル】
計算モデル:ローカル5G(ミリ波)
中心周波数:27 GHz
基地局位置:東京都中野区
アンテナ:無指向性

v1.3.0 新機能

複数の基地局の結果を合成する機能

複数の基地局からの受信電力を比較して、一番強い値を優先して表示することで、自社複数局を合わせたカバーエリア、調整対象区域を検討することができます。

解析事例

ミリ波帯ローカル5G免許申請時の見通し判定によるエリア計算への影響評価

ミリ波帯(28GHz帯)のローカル5G免許申請では見通し有無に応じて計算式の切り替えが可能だが、見通し判定の方法までは定めていない。見通し判定方法について複数のケースを比較して、免許申請に適した設定を検討する。
詳しくはこちら

電波法関係審査基準の式の特徴

ローカル5G(ミリ波帯)
ローカル5G(Sub6帯)
自営等BWA・地域BWA
ベースとなる式 ITU-R 勧告 P.1411 拡張秦式
地形 標高差を考慮した計算が可能
建物等構造物 オプションで使用することで、
見通しの有無の判定
に利用可能
見通しの有無は計算式に含まれないため
不要
見通しの有無 見通し有無により別の計算式
地形(オプションで構造物)による遮蔽の影響を考慮
全体を見通し有無と仮定した計算も可能
見通しの有無は計算式に含まれない
屋内/屋外 屋内に設置する場合は、建物侵入損の考慮 設定オプションをON

地図・標高・建物データ

標高 計算用 国土交通省 基盤地図情報数値標高モデル( 10m メッシュ)
建物 計算用 ゼンリン社 Zmap AreaII、有償、見通し判定用の任意
地図 表示用 オンラインタイル地図、インターネット接続が必要(地理院地図、OpenStreetMap)

動作環境

・対応OS: Windows10
・ノードロックライセンス(使用マシン固定)

 

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